照明の役割について、皆様はどう思われますか?
アーティストのライブやコンサートを盛り上げるために、照明は欠かせません。機材を操って光を照らし、アーティスト(出演者)や音楽を引き立たせます。特に近年は照明機材の性能や技術が進化しているため、曲に合わせて色を変えるだけでなく、照明を主役にした演出などもよく行われます。どう表現するかで与える印象や感動も変わるため、裏方でありながら表現者としての側面も持ち、とてもやりがいのある仕事です。
一般的な照明による演出はもちろんですが、イメージ動画をスクリーンなどに投影し、照明と同期させオペレート致します。
音響との同期演出も可能です。
スモーク(煙)や花火、炭酸ガス、飛ばし(紙テープや紙吹雪)、炎、シャボン玉を出すなど様々な演出を実施しています。一昔前までは、オペレーターがタイミングを合わせスイッチON・OFFをする必要がありましたが、現在ではプログラミングし自動で実行することにより質の高い演出ができるようになりました。
<スパーク演出>
チタン合金粉末を本体内で電磁波を用いて加熱し、空中に放出することで、火薬ではない噴き出し花火を演出します。
熱くない花火は人気の演出です。
<スモーク演出>
出演者の前に噴射して隠したり、後ろから照明を当てシルエットに見せることが出来ます。
また、一気に噴射して白煙が出るのを見せることも出来ます。
<ジェットスモークとキャノン砲(銀打ち)演出>
スモークを真上に噴き上げる演出効果で、視覚的に大きなインパクトを作り出します。
キャノン砲(銀打ち)からテープを空気の圧力で勢いよく飛ばす演出です。
盛り上がるところでお客様にテープが舞う演出効果はインパクトがあります。
仮想空間上でコンサートが開催される際、現実世界と同様に照明や特殊効果、映像を使って演出を行うため、実際の演出のスキルと3Dシミュレーションを扱うスキルの両方が求められています。
弊社のこれまでの現場の豊富な知識と経験を仮想空間の中で3D技術として披露することで、今まで見たことのない演出を実現しVRコンサートのお手伝いをさせて頂いております。
さらに2023年から株式会社SIKAKU様のご協力を頂きステージプランニング3D作成、キャラクター3Dモデリング~モーションキャプチャーによるアニメーション化を制作し、質の高いVR演出を開発し提供させて頂いております。
VR制作に関して、毎年東京ビッグサイトで開催される「ライブ・エンターテインメントEXPO」に出展させて頂いております。2024年からは新たにVR専門のブースが設置されるなど、業界内でもVR演出が期待されております。
弊社では、最高のステージと感動を届けられるよう、打合せから本番終了までしっかりとサポート致します。
打ち合わせでは曲のイメージ、歌詞、演出の意図、演者の心情、全体の流れ、想いなどをお聞きし、プランニングを行います。リハーサルでは本番さながらの演出で、実際の見え方などの確認をし、修正・微調整を行います。本番では最高のパフォーマンスが出来るよう安心のオペレーションでステージをサポート致します。
<STEP1> 打ち合わせ |
<STEP2> プランニング |
<STEP3> リハーサル |
<STEP4> 本番 |